【後編】8/4満月エネルギートリートメント 〜ゆらめき、ひとつになる〜

レポート

前回からの続きです。

その後、時間を空け、再び風日祈宮へ。

ちょうど準備に入っていて

しばらくすると、こちらの方々が登場されました。

 

他の参拝者の方々も数名おられ

神聖な空気の中、執り行われる祭儀を

静かに見させていただきました。

 

 

目の前で執り行われる祭儀に

ただただ感動するばかり。

 

ここだけが別の空間かのようで

音も風もない不思議な場になっていました。

 

最後に玉串が箱におさめられ、祭儀は終了。

 

一連の流れ、所作が美しすぎて

息をするのも忘れるほど。

 

 

その場を後にされるまで

ずっと鳥肌が立ち、涙目になりながら見ていました。

 

この祭の意味

後から調べたところ、

風日祈祭(かぜひのみさい)は

毎年514日と8月4日に行われるもので、

5月14日は、風日祈宮の2柱の神に幣帛・御笠・御蓑をおさめ、今年の五穀豊穣を祈るための儀式。

風を司る神に祈りを捧げ、風雨の影響が少なく済むようにとの意味合いを込めます。

そして84日、夏本番の作物の最後の成長を祈願し、更なる豊穣をとの意味で御幣をおさめます。

 

とのことでした。

最後の成長と、
更なる豊穣を祈願するもの

この一文に感動しました。

 

成長しているのは、作物だけではなく

わたしたちも同様。

 

ここまで進んでこれたことを認め、

さらなる後押しをいただけるような祭。

 

成長とは、なにを指すのか。

本当のところは

自身にしか分からないのかもしれません。

 

だけど、それを認めることからはじまります。

続く祈り

風日祈宮での祭儀を見届けたあと

メインの参道とは違う小路を進んでいると…

 

先ほどの神職さんたちが!

なんと!

別の場所で祭儀が始まったのです。

 

この場所は、五十鈴川のそばにある

滝祭神

内宮の所管社30社のうち第1位だそうです。

こちらには社殿はなく、中には石が祀られています。

 

少しですが、動画に撮りましたので

ぜひご覧ください。

 

この一連の動きにただ息を飲むばかり。

こうして、誰かが何かのために

祈りを捧げる

ということは

遥か昔から続けられ

 

やはりわたしたちは

「おかげさま」の中で生かされているのです。

 

祭のあと

再び執り行われた祭儀を見守り、

お見送りしたのち

すぐそばの御手洗場である五十鈴川に行きました。

 

川の流れがとても美しく

祭儀の余韻もあり、呆然としながら

ただただその動きを見つめていました。

 

ぜひこちらの動画もご覧いただき

しばらくぼーっと眺めてみてください。

川からの教え

ぼーっと、じーっと

水面をただ見つめている中で

キャッチしたメッセージがありました。

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ゆらぎも
ぶつかることさえも

新たな感覚が生まれる源である

ゆらめき
波が生まれ
波と波が出合い
新たな波になり
渦になり
流れを生む

ひとつとして同じ形はなく

けれど

すべてはひとつ

 

揺らめかねば
呼吸の波は生まれず

揺らめかねば
交わることはない

ゆらぎによって

ひとつになれる

 

ゆらめきは
生のひとつ

恐るるなかれ

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ゆらぎを恐れる必要も

排除する必要もなく

 

元はひとつ。

 

たおやかに

ゆらぎを感じながら

生きていこう

 

そう思わせていただきました。

 

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